もともとEV車(電気自動車)に懐疑的なわたし。
化石燃料を燃やして(火力発電所で)電気を作って、それをまた化石燃料のかわりに電力という動力にするのはいかにもナンセンスだと思いませんか?それなら化石燃料を直接内燃機(エンジン等)で燃やして動力にしたほうが確実にロスがない。
おまけに気温が下がるとリチウムイオン電池は極端にパフォーマンスが落ちるという欠点もあるし、充電インフラの問題もある。もし冬季にEV車で渋滞に巻き込まれたら?なんて考えると背筋が寒くなります
でもその電力を自分で作れるのであれば?さらにバッテリーが無くなってもガソリンで走れればこれはすべての懸念が消える事になり、その答えはまさにプラグインハイブリッド(phev)です。
今回はそのphevのコスパをもう少し掘り下げてみます。
クルマは60型プリウス。駆動用バッテリーの容量はカタログ値より13.6kw
この電力でエアコン使用で約70km走行が可能です。ガソリン1㍑当たり25km走る計算だと70/25=2.8で
2.8㍑のガソリンが必要になり、1㍑当たり180円換算だと504円になります。
プリウスなので25kmで計算しましたが、普通の乗用車が15km/㍑程度だとすると70/15=4.6㍑になり
同じく180円で掛けると828円になります。
つまり自家発電した太陽光の電力のみを使えば毎回504円~828円のランニングコストカットになります
ではこの電量を買ったらいくらになるでしょう?
北陸電力管内のくつろぎナイト12の日中の電力料は39.8円/kw。20時以降の深夜電力は26.98円/kwです
なので日中買えば13.6×39.8=541円 深夜電力なら13.6×26.9=365円です。
太陽光のメリットは言うまでもありませんが、太陽光発電の設備がないご家庭でも深夜電力を使えば十分メリットがある事がわかります。
冒頭にEV車に関して懐疑的だと書きましたが、EVのあの文字通りモーターの加速はちょっと癖になりますね~北陸だと冬場は太陽がでないので、夏場はしっかり楽しみたいと思います~♪
