福井でかわいい家なら?
でおなじみ(株)ガウディ・サラサホーム福井北です
さて今回は「サラサさんって台風に強い?」の最終回で、耐力壁のお話しです。
耐力壁っていうのは、地震や台風が来ても倒れず踏ん張る「壁」の事です。前回書いた、構造材や接合がいかに頑丈でもこの耐力壁が脆弱だと台無しです
耐力壁と言えば巷の工事現場でよく見かける「筋交い」といわれる斜めのつっかえ棒ですかね
よくこんなの見るでしょ??
でもね、これって意外にもろいんです
この筋交いの壁に台風なんかの外力が加わると、外側の柱の脚元を支点に回転運動が生じます
すると手前の柱は引き抜かれ、建物は崩壊してしまいます。このため前回書いたホールダウン金物が必要になってくるんですね〜
ところがこの耐力壁にパネルを使うと、外力が一点に集中する事が無いので構造は非常に安定します
ツーバイフォーの「面」で保たせる構造と同じ考え方ですね
つまり
荷重は「梁、柱、土台」でしっかり受け止めて、地震、台風には「面」で耐えるという理想的な構造なんです!
まさに在来工法とツーバイフォーのいいとこ取りですね
でも最近はこの在来工法にパネルを貼るというハウスメーカーもチラチラ現れました。
でも当社のパネルは一味違います!
耐力パネルは地震に強いのは当たり前ですが、燃えない!腐らない!シロアリに強い!湿気を通す!というスーパーパネルなんです!
巷で見るハウスメーカーさんが使っているパネルとはそもそも素材が違うんですよね〜
他メーカーが使っている構造用合板、MDF、OSBは全て木質系。
木質系なので火に弱く、湿気を通さない上にシロアリの大好物
それに比べ当社採用の「ダイライトパネル」は鉱物と火山灰で出来ています。
なので、火に強く、透湿性もよく、シロアリにも食べられないんです!
昨今の首里城の火災・・・
びっくりしましたね
木造ってやっぱ燃えやすいんだぁ〜と思った方も多いハズ
現代の住宅は耐火性のあるボードで内外を覆っていますのでとても燃えにくい性質を持っていますが、このパネルを貼る事でさらに耐火性が増します。
↑↑ 煤がついていますが、ダイライトは燃えていないんです
集成材の構造躯体とこのダイライトでお家を作ると、鉄骨の区分で火災保険に加入できるので、木造と比べると保険料が1/2から1/3になります
透湿性を他のパネルと比べたグラフがこれです↓↓
透湿抵抗なので数値が小さければ小さいほど湿気を通すという事です。もう単位が違うくらいの圧勝ですね
温度変化による結露が壁の中で起こっても、この湿気を速やかに外に出す必要があるのでこの透湿性能は重要な要素です
シロアリが寄り付かないのも安心ですよね
どうです!このパネル!最強でしょ!!
他のパネルとの違いがわかればお値段が高いのも納得です!
当社は新築物件はほぼこの構造躯体で建てています。
現場見学は常時受け付けていますので、ご連絡くださいね〜!
ではまた〜