福井でオシャレな家なら?でおなじみ
サラサホーム福井北(株)ガウディです
今回は「展開図」という図面のお話しです
最近、いろんなハウスメーカーの仕事をしている業者さんや同業の方とおしゃべりしていて発見したこと!
それが、みんな「展開図」なるものを描いていないという事!
ぼくが知る限り、この「展開図」を描いている工務店、ハウスメーカーはゼロ!※さすがに設計事務所さんは描いているんですが・・
その理由は、ただひとつ!
「めんどうだから・・・(>_<)」
でもずっと「展開図」を描いて、それを元にお客様と打ち合わせをし、大工さん、業者さんと打ち合わせをしてきた僕に言わせれば、「展開図なし」で現場を進めるほうがよっぽどめんどうです!
わかりやすく説明しますね(^.^)
まず、ほとんどのハウスメーカー、工務店さんはこの「平面図」と「立面図」のみで現場を進めます。
この2枚だけで打ち合わせがうまくいくハズがないんですが、うまくやっているハウスメーカーさんはミラクルですね!
「平面図」は文字通り間取りを平面的に見た図面です。なので上の写真のようにダイニングに上下窓の表記がありますが、どんな大きさでどんな高さに付くのかさっぱりわかりませんね。※まずはこの表記が上下窓ですよ~という説明も必要ですが・・
そしてみなさんが面倒だという事で描いていない「展開図」はこの部屋の中心に立ったと仮定して東西南北(1面、2面、3面、4面)の壁を表記します。
この部屋を「展開図」にするとこんな感じになります。図面上が天井で下が床になります。これを全部屋4面作図します
こまかく見ると例えば先ほどの上下窓ですが
このように床から86㎝の高さから付いて窓自体の高さは110㎝という事がわかりますね。お客様がこの窓の下にキャビネットか何かを置きたい場合などは特に注意が必要ですね
この展開図で実際に仕上がった写真がコレです。どうですか?展開図通りというか、そのまんまですよね?あまり図面の見方がわかないとおっしゃるお客様もイメージ通りだと思います
この他棚板の枚数や
造作家具の形状や寸法
カウンターの高さや、洗面ボウルの形状、仕上げ材の表記など・・・
お客様、現場監理者、大工さん(業者さん)が同じ図面を見て工程が進んでいくので、
お客様は安心!
僕は打ち合わせが楽!
大工さんは仕事がし易い!
の良いとこだらけです!
(株)ガウディに任せて頂ければ安心して工程を見守って頂けますよ!