短いフロアー材を組み合わせて貼る貼り方を「寄木張り」といいます
もっとオシャレな言い方をするとヘリンボーンといいますね(^^♪
「ニシンの骨(Herringbone)」に見えることからこのように呼ばれているようです
古くはヨーロッパで使われていた様式で、日本に入ってきたのは明治以降。
有名なのは迎賓館のヘリンボーンです。
その空間のよきアクセントにもなります
さて、こちらは「フレンチヘリンボーン」と言われる貼り方に苦戦中の大工さん
通常のヘリンボーンとの違いは、貼り合わせた部分が直線になる事で、斜めから見た目地の通りが新鮮でキモチいいですね。
ただ、製品の寸法誤差をモロに拾うのでなかなか施工が難しいですね
だんだん左右がズレてきてしまいますので、オーナー様には確認が必要です
この床材は無垢材ではなく、いわゆる合板に本物のオークを薄くスライスしたものを貼ってあるタイプ。
表面は本物なので、張ってしまえば無垢材と変わりありません。
世界的な木材不足の中、無垢材はだんだん少なくなってきているんですよね(+_+)
ヨーロッパでは今やこちらの方が「エコ」とされているようです