福井でかわいい家なら?でおなじみ
サラサホーム福井北 (株)ガウディです
最近台風や豪雨の被害が心配ですね〜
そんな中先日お客様からこんな質問が・・・
「ところでサラサさんって台風に強いですか??」
・・・
なんて素朴でピュアな質問なんでしょう!
そういえば耐震性とか断熱性とかのお話を全くしてなかった事を
深く反省・・・(^^;)
だって
地震に強いとか暖かいとか、今や当たり前の事だからです!
安心して住めないお家はお家じゃないですもんね
強いてアピールする事もないっていうスタンスなので
訊かれるまで、ご説明していませんでした・・
なので今回からしばらくウチの構造のお話を
興味ない方はスルーしてください
ウチの構造が最強である事をご説明しますね
まず基本的な事からですが
ウチの構造は木造の中でも在来工法と言われる工法です
日本で昔ながら培ってきた構造で、神社仏閣はすべてこの構造です。
屋根の荷重を 梁 ➡︎ 柱 ➡︎ 土台 ➡︎ 基礎 に伝える構造で、
わかりやすくいうと、「柱があって梁がある建物」です。
同じ木造でも、柱、梁が無く面で支えるツーバーフォーと
いう構造もあります。まぁ、マッチ箱と一緒ですね。
紙なのに箱にするとなんか丈夫!っていうアレです!
つか、若い人はマッチ箱って見たこと無いですかね・・(;´∀`)
まぁ、そんな在来工法ですが、柱や梁の素材が昔とはちょっと違います。
ウチでは集成材と言う木材を使います
小さい木が寄せ集まっていますね
実はここに強度と加工性の良さの秘密があります
無垢材(一本の木)は強度に個体差があります。
家の大事な梁に使うのに、たまたま強い梁ならいいですが
強度がイマイチな梁があてがわれる事もあるのが無垢材の
最大の弱点です。
でもこの集成材は、JAS規格によって強度が保証されています。
なので設計者が、希望する強度の梁を配置する事が出来るのです
これは実はすごい事なんです!!
さらに乾燥や湿気による伸縮や反りがほとんど無いというのも
大きなメリットです!
”寄せ集めの木”ですが、”木”である事には変わり無いので
木が持っている、水分を蓄えたり放出したりする機能は
そのままです。
他にも無垢材よりも火災に強いというのも実証されています
なので、また後日UPしますが、燃えない耐震パネルとの併用で
火災保険が大幅に安くなったりもします(^_-)-☆
デメリットがあるとすればただ一つ。木目が美しく無い点ですね
例えば和室の柱の様に木目そのものを愉しむ用途は不向きです
さて、そんなとっても優れている集成材ですが、
実は土台と柱、柱と梁をどうやって接合しているかがさらに重要になってきます
接合が甘いと力がかかった時に、梁が折れなくても柱と外れてしまうと何にもならないですよね!
次回はそんな「接合金物」のお話です